• About Us

       

     

    「市民連合みえ」2019年参院選総括と解散のお知らせ

     

    2019年12月
    市民連合みえ

     

     「市民連合みえ」2019年参院選総括と解散のお知らせ

    参院選、本当にお疲れ様でした。「市民連合みえ」は、2019年の参院選で、芳野正英さんを統一候補として、三重県内の市民や立憲野党と協力して闘いました。
     2019年の1月から、「立憲民主党」「国民民主党」「無所属の会」をまとめる「三重民主連合」や、日本共産党三重県委員会・社民党三重県連合と、協議を重ね候補者をしぼり、政策協定内容を話し合い、その中で芳野正英さん擁立をまとめました。政策協定については、中央の「市民連合」と野党が合意した13項目に各野党が同意し、芳野さんについては、前回までの「市民連合」候補との政策協定4項目(安保法制の廃止・安倍政権下での憲法改悪の阻止など)で合意しました。
     結果は、自民候補379339票、芳野正英さん334353票。残念ながら野党統一候補を国政に送り出すことはできませんでした。得票数は野党合計28万票を大きく上回り、無党派層への支持拡大に効果があったと考えますが、前回より約8ポイント下回った投票率(51.69%)も併せて、厳しい結果となりました。
     選挙期間中、県内各地では、市民が芳野正英さんを迎えて各地域でスタンディングし、イメージカラーの黄色いプラカードを掲げ、温かく熱気のある街宣を作りました。その熱意は確かに通行の方や車両に届き、知名度不足でスタートした選挙前半に比べて、終盤は通行の方からの反応が急速によくなって行きました。また各地で芳野候補を囲む市民の手作りの集会が続きました。地域の「市民連合」やカフェでのママたちの集まりなど、市民による熱心な政策談義の中、芳野さんの誠実で熱意のある対応で、当初の「共闘候補応援」から「芳野正英応援」の声へと変わっていきました。芳野さんは、話し合いの中の市民の声を受けて、翌日の街宣ではその声に応える政策に言及されるなど、市民参加型の選挙の理想であったと思います。また終盤では、慶応大名誉教授の小林節さんが急遽駆けつけ、鈴鹿で応援演説を行ってくださった場面もありました。選挙期間を通じて、共産党三重県委員会や社民党三重県連合は、ゆるがない支持・応援で無所属の候補を最後まで支えました。そして選挙戦の折り返しでは、立憲野党の幹部(立憲民主党代表 枝野幸男さん、国民民主党副代表 渡辺周さん、日本共産党 笠井亮さん、社民党全国幹事 山としひろさん)らが一堂に会した四日市の集会が実現し、総がかり行動実行委員会共同代表の福山真劫さんを迎えて、繋がりを深める熱気のある集会となりました。
     2019年の参院選は、中央では市民連合が13項目の形で「市民と野党の共闘」を進化させてくれましたし、三重でも野党各党がこの協定に合意してスタートできたことは、市民の運動の積み上げだと考えますが、安保法制強行採決直後のうねりが一段落した中で、三重県独自として野党各党との共闘調整を深める所まで至らなかったことも事実でした。
     三重県のこうした事情の解決については、市民も野党も立場の違いを超える覚悟をもって、安倍政治を終わらせる姿勢をさらに徹底させ広めることが不可欠なのだと改めて考えます。
     2016年当時、支持団体などの事情により各党が直接手を結ぶ形は困難であるとの判断から、三重県は、「市民連合みえ」が各政党と政策協定を結び橋渡しをして連携する、「ブリッジ共闘」の形をとらざるをえませんでした。たしかに「市民連合みえ」がブリッジとなって共闘した立憲野党は垣根を越えて何回も議論の場を共有し、信頼関係を高めてきたと考えます。しかし2019年の参院選の準備を開始した1月に「市民連合みえ」は、過去2回の共闘の経験を踏まえ、当初の「緊急処置的なブリッジ共闘」から、「あるべき共闘の姿への転換」を図るべき時期だと判断しました。
     国政選挙は本来、立憲野党同士で直接政策についての協議を深め対等な立場で政策協定を結ぶべきです。そうすることでしか強固な共闘体制は作り得ませんし、野党が立場や過去の経緯を超えた覚悟を見せ、支持団体も巻き込んで無党派層に訴えることでしか、安倍一強体制を覆すことはできないと考えます。そのことも踏まえて「市民連合みえ」は、参院選の準備段階で、ブリッジ共闘を是正するよう強く求めてきましたが、理解が深まらない中での選挙となりました。

     県内の野党は、これまでの野党共闘の成果の上にたって、民意をくみ取るための野党間の協議の枠組みをつくり、政党・政治団体間での政策的合意を練り上げる努力をおこなうべきと考えます。
     一方、政治に関わる市民運動においては、市民がどういう形の政治を望んでいるのかを深く考察し、その実現に向けての市民の決意を表現し続けることが必要だと考えます。巨大な勢力に向かう闘いではあっても、その原動力は、人と人との繋がりや信頼関係から生まれます。そのための信頼関係の基礎を、市民と野党の共闘の中で私たちは手に入れたのではないでしょうか。
     市民連合みえは、安倍7政権の暴走を止めるために、緊急的に市民が結集して発足しました。野党共闘の一翼として活動をし、2016年に芝氏、2017年に中川氏を国政に送り出すことができました。
     その一方、呼びかけ人各人に大きな負担があり、その負担を担い続けることは健全ではないと考え、市民連合みえは、2019年1月時点で、7月の参院選をもっての解散を決定しました。緊急結集した「市民連合みえ」は解散しますが、私たちは引き続き各地で、「市民」や「政治家」の垣根を超えた連携を深めるために「不断の努力」を続けたいと考えます。また、政党間、政治団体間の運動・連携が一段進化した中での市民参加の形が生まれることを強く願っています。
     今後も市民が政治に参加していくことは必須です。野党各党には、これまでの選挙の経験を生かして、市民参加型の政治に向けた新たな枠組みを構築して頂けるものと期待をしています。
     これからも主権者としての闘いは続きます。「市民と野党の共闘」の中での立場を超えた連携の経験や信頼関係を礎として、さらに政治に関わる市民運動が進化するよう、ともに頑張りましょう。

  • ACTIVITY

    市民連合みえの活動

  • 賛同団体・個人

    <「市民連合みえ」一次賛同人・団体>

     

     よびかけ人 

    芦葉甫(弁護士)/岡歩美(SEALDs TOKAI)/栗田淳子(市民連合いせ)/髙山進(三重大学名誉教授)/名嘉眞正(平和と自由CheSara(ケサラ)・市民連合伊賀・名張)/水崎・近藤・山中(安保関連法に反対するママの会@伊勢志摩)/山本あけみ(市民連合すずか)

     

     賛同人・団体 

    青木雅生(三重大学准教授)/芦葉甫(弁護士)池田信子(四郷九条の会)/伊藤一幸(九条の会よっかいち)/伊藤誠基(弁護士)/石坂俊雄(弁護士)/稲森郁子(平和を願う名張市民の会)/猪野亜郎(かずみがうらクリニック副院長) /浦田武昭(三重教職員懇話会)/遠藤太久郎(伊勢在宅医療クリニック院長)/大野章(三重県革新懇)/奥村晴彦(三重大学教授)/小野寺未希(安保関連法に反対するママの会@三重北中部)/小貫陽介(弁護士)/角谷英明(陶芸家・磁器作家)/加藤美代子(特定秘密保護法を考える四日市の会)/川合一葉(なばり9条の会有志)/河﨑道夫(三重大学名誉教授)/川嶋富士雄(弁護士)/河野みずほ(ハハノワ)/川辺一弘(亀山九条の会)/北川眞也(三重大学准教授)/北島義信(四日市大学名誉教授・真宗高田派正泉寺前住職)/木塚晴(津九条の会)/木村夏美(弁護士)/熊沢誠(戦争させない、憲法壊すな! 四日市市民ネット・甲南大学名誉教授)/児玉正一(安倍政治に反対する いなべ•東員の会)/坂本照子(いせ九条の会)/笹ノ内克己(御浜九条の会)/佐藤廣和(三重大学名誉教授)/珠玖洋(三重大学教授)/戦争をさせないしない名張ネットワーク/戦争させない三重県1000人委員会/出口洋介(WIND)/塚越正光(弁護士)/常盤井鸞猷(真宗高田本山専修寺前法主)/冨田啓暢(紀南2000万人署名を集める会)/中井啓二(志摩九条の会)/西川委久代(新日本婦人の会三重県本部)/馬場啓丞(弁護士)/浜田ゆかり(ヘイワのしずく)/浜本孝江(原発いらないネットワーク・名張)/広重 昇(安保法制廃止•参議院選勝利・市民連合伊賀名張)/深井英喜(三重大学教授)/藤井新一(三重県民主医療機関連合会)/藤原和好(三重大学名誉教授)/福井正明(弁護士)/堀江毅(2000万人署名を進める志摩連絡会)/堀富夫(三重県退職教員の会)/前田定孝(三重大学准教授)/前田繁和(戦争はいやだ! ウェーブ志摩)/松井高純(とめよう「戦争する国づくり」いせ市民ネットワーク・緑と海の合唱団)/松岡武夫(元皇学館大学教授)/松葉妥(紀北九条の会)/松原洋一(紀宝9条の会)/松村勲(戦争させない伊賀市民の会)/松本美代子(秘密保護法いらないねット・名張)/森一恵(弁護士)/森原康仁(三重大学准教授)/山口 博正(紀宝9条の会)/山中章(三重大学名誉教授)/山本あけみ(秘密保護法に反対する鈴鹿市民の会)

                                      その他弁護士3名、医師3名

    全34団体 66名